2010年12月4日土曜日

温暖化が止まるとき

いつの年のことだったか、4月に入ってからの寒さが

異常だったことがある。異常気象のせいで、野菜の

値上がりが続いた。便乗値上げで、肉も、魚も、米も

食卓にのるものはみな 高くなった。


野菜が値上がりすると、外食産業も低迷する。

やがて人は外で遊ばなくなり、家でごろごろする

人が増える。


景気の低迷は さらに負の連鎖を呼び 企業は倒産

失業率が上がり、そこに少子高齢化が追い打ちをかける。
100才以上のお年寄りや、すずめの涙ほどの年金生

活者を支えきれない数少ない若者。

企業どころか 自治体のほとんどが破綻した。

福祉が機能しなくなり、ほんのひとにぎりの大金持ち

以外は路上生活者となっていった。一握りの大金持ち

はブルーシートを生産していた。

もっとも、ブルーだけではあいそがないと、カラフルな

シートも世界にひろがっていったが・・・

 こうして産業は衰え負のスパイラルをすべりおちて行 
った。

人々には冷房も暖房もなく、車で遠くに行くこともなく

自給率は完璧になった。

ほそぼそとテントコミュニティができていた。

気がつくと 温暖化の進行は止まっていた。


めでたしめでたし なんだろうか???