2010年11月28日日曜日

世界大戦のあとで

人間てやつは本当に仕方のない生き物だ。

テロや核実験、宗教問題をかかえての長い戦い・・

独立の弾圧・・・・

20@@年。

ノドン・テポドン・ゲンバク・・・とうとうはじまってしまった。

世界遺産は あとかたをとどめず、美しい海は汚れ

街という街は破壊された。

営々と築いてきたものが、一瞬に消えさる。

第3次世界大戦の前に、人間の叡智がもろくも

崩れ去るときだった。

土も草木も川や海も汚染された。

生きとし 生けるものは なにひとつなかった。

空に一羽の鳥さえ・・・・

地球は宇宙からはかわらぬ青い星だったが

地上の放射能は2年たっても3年たっても・・・

依然として風化しなかった。

5年、6年、7年・・・・・・

ああ奇跡の星だ。 地球は・・・

戦争が終わって10年後の夏の日。

小さな穴が地面にぽつぽつとあいたかと思うと

夜明けの崩れたビルの壁に張り付いて

羽化を始めた!!!

蝉だ  蝉が土というシェルターのなかで眠っていたのだ。

これから また気が遠くなるような年月を費やして

蝉は進化していくのだろうか・・・

すっかり 放射能のぬけた 地球で蝉の羽根を

つけた かつて人間とよばれていたいきものと

そっくりな新種が地球を我がものにしているかもしれな

い。